Loobフィリピン事務所に石鹸を寄付しました。
石けんプロジェクト
2012/10/28
Loobフィリピン事務所に石鹸を寄付しました。
先日ハッピーステップスで回収した石鹸を提供させていただきました、LOOB様から現地(フィリピン)での様子をレポートいただきました。是非共有下さい。
やはり笑顔は万国共通ですね。この笑顔をどうやったら増やすことができるのか?たまにこんなことをユックリ考える、雨の日曜の午後はいかがでしょうか。
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LOOBがよく活動をしているイロイロ市のカラフナン地区には、市内だけでなく周辺の地域からも大量のゴミが集まってくるカラフナンごみ投棄場があります。その周辺には、生計を立てるためにゴミ山でゴミを拾っている人も少なくなく、もちろん収入は十分ではありません。ウエストピッカーの子ども達を中心に経済的な理由で学校へ通えない子ども達を、LOOBはサポートしています。日本の支援者からの寄付と、現地の事業で得た収益から、現在約80人の子どもが学校へ通えています。養育支援をしている子ども達と近所に住む子どもを対象に、月に2回Weekend Activityを行なっています。英語を使った活動をボランティアと行った後に手作りの栄養食の配給があり、食べる前に子ども達は手洗いをするのですが、その際に寄贈していただいた石鹸を使用させていただいています。
日本でこの石鹸は1回使われると捨てられるんだよ、と子ども達に伝えると「え――っ!」と驚いた表情をしていました。日本語が少しわかるフィリピン人ボランティアからは「もったいなーい」と言われてしまいました。石鹸の再利用の機会をいただきありがとうございます。
またLOOBでは元ウエストピッカーだった人々で組織しているUCLAという団体のサポートも行っています。ゴミ拾いではなく、もっと安全な環境で安定した収入を得られるようにメンバーは日々努力をしています。先日のWeekend ActivityでUCLAメンバーと一緒に活動をする機会があり、その際に石鹸をメンバーの家庭に寄付させていただきました。ありがとうと言いながら嬉しそうに受け取るお母さん達の姿がたくさん見られ、匂いを嗅いだ子ども達からは「いい匂いー」という声が笑顔と共に聞こえてきました。衛生的な生活をする上で石鹸は必需品になるものなので、大変喜ばれました。