【きまぐれブログ】2015年、ミレニアム開発目標は達成した?!
その他
2015/01/23
こんにちは。金曜日担当の望月です。
今週はきまぐれブログということで、「国際協力」について考えてみたいと思います。
この唐突感がまさに「きまぐれ」ならではですよね!
さて、2015年という年は、ミレニアム開発目標の達成状況を測る、いわば世界の貧困や環境問題がどのくらい良くなったかな~ということをチェックする年。
ミレニアム開発目標は、ご存知の通り2000年に国連が主導し主に途上国の問題に対して、世界各国が協力をして改善をしていこう、そのために15年後の数値的目標を立て、達成に向けがんばろう!というものでした。
そして、この内容は「国連ミレニアム宣言」として採択され、その後各国(主にODAなどを通じて)の取り組みが進んでいきました。
細かな目標の内容などは、外務省のHPが分かりやすいと思うのでこちらをご参照ください。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/doukou/mdgs/about.html
そして2015年の今。
国連は、目標は達成できている部分とできていない部分があるとして、2016年1月からの新しい目標「ポストミレニアム開発目標」を立てる予定です。その骨子はすでにできあがりつつあり、UNDP駐日代表・総裁顧問の弓削氏によると「途上国・先進国や政府・民間・市民社会の垣根を超え、あらゆるステークホルダーが貧困撲滅と持続可能な開発を目指すことが必要」とのことです。
つまり、これまで以上に、市民レベル、企業レベルのいわば草の根から世界の仕組みをすこしずつ変え、大きな流れにするという「ボトムアップ」による問題解決が必要になると思います。
ミレニアム開発目標の達成状況を見ても分かるように、「国家」というこれ以上ないくらい強靭かつ巨大と思われる力を持ってしても、世界的な課題解決を徹底するのは難しかった。
一方、脆弱で微力と思われていた市民や企業の力はいつのまにか、グローバル企業であれば売上何十兆円という時代。地域の雇用や賃金を左右するくらいの影響力を持っています。さらには、何千キロと遠く離れた世界で起きた事件に対して、世界の権威と庶民がそれぞれ手を取りデモを行う。
この15年で、企業や市民が、国家を超えた力を持ちつつあることが顕著になったと思います。
はたして、「国際協力」とは「国家」だけのものでしょうか。
私たちににも、できることはたくさんあると思います。
小さくて、影響力がないからとあきらめ何もしなければ、成果は本当に「ゼロ」です。
でも、小さいし、影響力もたいしてないかもしれないけど、やれば成果は「ゼロ」ではありませんし、続けて経験を積んでいけば、少しずつ大きくなると思います。
ポストミレニアム開発目標発表は、9月。
それまで、たっぷり時間はあります!
個人ができる国際協力を考えてみませんか!!!!
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