【通勤・通学時間にさくっと読める、アフリカのいま】自転車購入者からの声vol.2
ウガンダプロジェクト
2015/03/23
自転車購入者紹介シリーズ第2弾は、Kalule Noahさんのお話をお届けします。
Kaluleさんは、27歳の若者で、かつて中学校に入学したものの退学してしまったという
経緯を持っているとのことです。現在は家族3人で暮らしています。
前回ご紹介したKasanaさんと同様、ボダボダと呼ばれるウガンダの人々の足である
輸送サービス業に従事しています。
Kaluleさんは以前所有していた自転車が盗まれてしまい、
輸送サービスでの収入が減り生活に必要な食料や物資を買うことすら ままならない状況でした。
そのような折に、この自転車プロジェクトの噂を 聞き購入したとのことです。
自転車購入後は以前より生活も安定し、
生活必需品の購入やこれまでの借金の返済に充てることが可能となったようです。
Kaluleさんは既に自転車購入費用を全額返済しており、非常に責任感の強い人で あることが伺えます。
輸送サービス業が繁盛しているおかげもあり現在は貯蓄を開始し、
いずれはバイクを購入し更なる収入アップを目指したいそうです。
また土地も購入したいとのことで、家族を養う大黒柱として将来の展望を
はっきりと描いている様子が伺えます。私たちのパートナーである Childline Ugandaや
ハッピーステップスには、ローン貸付のサービスを 開始してくれないかと期待を寄せているようです。
また日本の人々には、一度はウガンダに来て、現地で何が起きているのか
自分の目で見てほしいと希望しています。
このような、若く、責任感もあり、人生を前向きに生きている方を
応援できていることをとても誇らしく思います。 次回も自転車購入者からの声をお届けします。