【ソーシャルビジネス立ち上げのコツ】 表現者となり、ソーシャルイノベーションを起こせ!
スタッフブログ
2014/11/04
おはようございます。
ハッピーステップス代表の新井です。
先日のApple社CEO ティムクック氏の、カミングアウト記事読みました?
実にカッコ良かったですね!!
I don’t consider myself an activist, but I realize how much I’ve benefited from the sacrifice of others.
So if hearing that the CEO of Apple is gay can help someone struggling to come to terms with who he or she is, or bring comfort to anyone who feels alone, or inspire people to insist on their equality,
then it’s worth the trade-off with my own privacy.
私は同性愛問題の活動家ではありません。
ただ私は過去、これら活動家達の努力によって、とても助けられてきました。
もしアップル社のCEOがゲイである事を公表する事によって、誰かの助けになるなら、また孤独を感じている人の慰めになるなら、そしてゲイの人々の人権が推進されるきっかけになるなら、
私は、自分がゲイである事をカミングアウトする事に躊躇はありません。
(新井玲子 訳)
今日の投稿は、特に私のように長く企業に、それも厳しい競争社会で頑張っている人に読んで頂きたいと思ってます。
みなさま、【表現者】って言葉、ご存知でしたか?
恥ずかしながら、私が一番最初に意識して聞いたのは、32歳の時でした(遅!)
この言葉、ビジネス界で頑張っている方には、あまり馴染みのない言葉だと思います。
私は大学卒業後、ずっと外資系で仕事をしていましたが、そこでは表現者とは真逆の生き方が求められていました。
脇を引き締め、
弱みに付け入られないように、
いかに自分が有能かを演出して、
ビジネスマンなら、身に覚えのある方も多いと思います。
20代の頃、閑散期に海外旅行しようと、女性マネージャーに休暇申請をした所、
「あなた、休みなんて取って暇していると思われてもいいの? あなたが休んでいる間に、他の人に仕事とられるわよ!?
安室奈美恵が浜崎あゆみに負けたのは、産休を取ったからよ!」
と叱らました。
(今から考えると、とてつもない笑い話です)
堂々と休めるのは、働き過ぎで、あの人休ませた方がいい!と思われた時か、家族に不幸があった時のみ。
それ以外は、隠れてコソコソ旅行する。のが正しい休暇の取り方でした。
こういう環境に長くいると、自分を表現する事がとてつもないリスクに思えてしまいます。
そしてこれはある意味、「Yes」です。
自分を思いを口に出し、既存の価値観や習慣を打ち破り、新しい物を作りだすのは、それがどんな些細な事であっても、結構な批判にさらされます。
上記のティムクック氏の発言が、「とても勇気ある行動!」、と称賛されているのは、まさにこのリスクを取ったからですね。
ただステークホルダーの利益を第一とするビジネスの世界と違い、社会の価値感を変革し、より良い社会を目指す非営利組織のリーダーは、最初からこのリスクを取る覚悟が必要です。
というか、このリスクを取れる人だけが、ソーシャルイノベーションを起こせると思います。
特に最初NPOを立ち上げる時は、活動の原点となるストーリーを、とにかく周りに話して回る必要があります。。
私も何回も話したような、、、
そんな事できないよ。。。
難しんじゃない??
コンセプトは悪くないんだけど、、
先週の廣升の投稿に出てきた、小林りんさんは、リーダーを育てる学校設立のため、寄付金のお願いに2,500件以上回ったとか、、
すごいです!!ほんとに頭が下がります!
私は、NPOリーダーに必要な事は、明晰な頭脳、抜群の行動力、リーダーシップ、などなどに加え、高く、粘り強い自己表現能力かと思います。
(ちなみに結構自分を棚上げして話してます(汗))
人は人に共感します。
その人の思い、ストーリー、ヒストリー。
人を動かし、社会を動かす人は、自分をさらけ出し、熱い思いを表現できるリーダーだけではないでしょうか。
————————————————————————————————————
【コアスタッフ募集】
ハッピーステップスでは、中心となって活動を推進するコアメンバーを募集しています。
現在は、以下の分野を得意とする方々を特に募集しています。
- Webやソーシャルメディアに強い方
- 商品開発やプロモーションに強い方(新商品の粉石けん販売)
- 英語に堪能で、BOPビジネスを通じたウガンダ支援に興味がある方
私たちメンバーも、あなたの一歩を力の限り、応援していきます!
ご連絡はこちらまで!
————————————————————————————————————