【愉しむ社会貢献~輝く社会人ボランティア】No.5 鯉渕 健太郎さん ”ボランティアに参加することで組織の理念やビジョンを考える機会に”
お知らせ+その他
2014/12/21
こんばんは。今回は、ハッピーステップス発足当時から、積極的に活動にかかわってくださっている鯉渕健太郎さんにお話しをうかがいました。
鯉渕さんは、コンサルティングファーム出身で、現在はご家族の会社で働いていらっしゃるまさにデキル方です。
一般企業とボランティア団体の違いに着目し、興味深いご意見をいただきましたので、ぜひご覧ください!
1.ボランティア活動のきっかけはなんですか?
HappyStepsに参加したきっかけは3点です。
1つ目は、たまたま大学時代の友人からNPO法人の活動について相談があった時、以前からの友人だったHappySteps代表の玲子さんに問合せをしたこと。
2つ目は、上の出来事がちょうど東日本大震災がら1年ほど経過した頃だったこと。この未曽有の出来事に対して、多くの人たちが行動を起こして支援活動をしている中、何かできることがないかと常日頃思いつつ何もしていない中、HappyStepsの活動を通して何かできるのではという思いに繋がりました。
3つ目は、NPO法人の活動そのものへの関心から。ボランティア団体も一般企業もどちらも人が集まって活動する「組織」ですが、一般の企業の場合、社員とは雇用関係があります。活動により利益を生み出し、給与を支払うことで成果を求め、ある意味繋ぎ止めを保っています。それに対してボランティア団体の場合、基本的には雇用関係がありませんし、金銭的な報酬もないにも関わらず、何に魅力を感じ、何に共感し集まるのか、時間や手間を惜しまず何を求めて来るのか、ということに対する興味関心が参加するきっかけになりました。
2.いままでどんなボランティア経験がありますか?
社会人になった直後、富士山を世界遺産にすることを目指す団体からの誘いで富士山ゴミ拾いツアーに行ったことがあります。
近年は会社が中目黒にあるので、地域のさんま祭や中目黒阿波踊りに参加する、といった程度です。
3.働きながらボランティアをすることの意味とはなんですか?
継続して活動しているボランティア団体に共通している点は、しっかりとした理念や使命に基づいてビジョンを明確に打ち出し、それを参加者に伝えられていることだと思います。それによって人が共感し継続して参加し、また人が集まるといった好循環が続いているのではないかと思います。参加者との雇用関係や金銭的報酬が存在しないからこそ、よりその部分が重要な気がします。
ボランティア団体(NPO法人)に参加すると、一般企業でも大切と言われながら実際には意識することが少ない理念やビジョンといった要素を考える機会になるのではと思いました。
普段の仕事では会えなそうな異なる価値観を持った人たちと出会えるとか、社会貢献したことによる達成感が得られるということはもちろんありますが、自分はこの点が「働きながらボランティア」の意味として新鮮であり、意義深いことだと思います。
みなさま、いかがでしたでしょうか。
ボランティア団体で活動することで、その団体の理念やビジョンについて考える機会になるという点は、私自身とても共感しました。
そのビジョンこそが重要であり、雇用関係のないスタッフの活動をつなぎとめているんですね。
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