上質な粉石けん作りを目指して – 乾燥工程に改良を加えました
石けんプロジェクト
2014/12/08
みなさま、こんにちわ。
ハッピーステップス代表の新井です。
とても寒い週末でしたが、如何お過ごしでしたか?
我が家は子供がインルエンザの疑いあり!とう事で、保育園から戻され、週末は家でゆっくり過ごしました。
結局ただの風邪で、今日から元気に保育園に行きましたが、インフルエンザも本格的に流行シーズンに入ったようですね。
はい!という事は、ハッピーステップスの原点である、正しい石けんを使った手洗いをして、冬を乗り切りましょう!!
ユニセフの手洗いダンスはこちらから~
今日は先週、狭山大樹作業所で行った、粉石けん製造の改良プロセスについてご紹介です。
前回もご紹介したとおり、粉石けんの製造は千葉のNPO法人せっけんの街 中岡先生のご指導で行っています。
御年70うん歳、石けん作り30年の先生いわく、「石けんは生き物よ!」ですが、その意味が解ったのは、製造を開始してからです。。
というのは、空気の乾燥具合や温度によって、石けんの出来栄えはわ変ってくるからです。
粉石けん作りは冬場が最適。
空気が乾燥しているので、より水に溶けやすい粉石けんができるからです。
ちなみに先生は石けんを食べます(!?)が、味で良し悪しが解るそうです。。
さすが!!
さて、今回、改良を加えたのは、乾燥工程です。
今までは、1ミリメッシュで石けんを砕いていましたが、今回は5ミリメッシュと2ミリメッシュを用意しました。
まず5ミリで粉砕した後、所定のプラスチックケースにいれ、晴れた日に外で天日干しをします。
その後、2ミリで再粉砕し、粉状に細かくします。
二度挽きする事で、空気に触れる時間が増え、乾燥が増すのです!
(粉砕機の内部:回転歯で粉砕した後、細かいメッシュを通り、外に押し出される)
(作業所屋外-晴れた日はここで粉石けんを天日干しします)
さてここで聡明な皆様は疑問を持たれていると思いますが、1ミリではなく、2ミリにすると粒が荒くなって、溶けにくくなるのでは??
私も最初そう思っていました。
しかし先生いわく、「粒子が細かすぎると、くっついてしまって溶けなくなる。。ある程度の大きさの方が溶けやすいのよ。」
へー、そうなんだ。。
確かに1ミリの粉石けんを手でギュッと握ると、塊になってしまします。
5ミリだと、パラパラしている。。
出来上がった粉石けんの溶け具合を比べてみると。
(左:1ミリ、中:5ミリ、右:2ミリ)
5ミリと2ミリで差がないように感じます!
反対に1ミリだと、溶けきってない。。
今ハッピーステップスでは、1ミリの粉石けんをモニターさんにお願いして、使用感を聞いていますが、今後2ミリ&5ミリの使用感もお尋ねしたいと考えています。
モニター希望の方は、随時受け付けていますので、こちらまで!
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