学生団体「彩祭」による、カンボジアからの活動レポート(春休み編)
石けんプロジェクト
2014/04/16
【2014年4月15日】
夏休みに続き、学生団体「彩祭」による、カンボジア コークドーン村における活動レポート(春休み編)を頂きました。
今回も子供達の素敵な笑顔の写真に癒され、また彩祭メンバーによる計画的かつ、心温まるプロジェクトには感服しました。
井戸の水質検査を行ったり、前回行った手洗い指導の成果が出ているかを調査したり、今後のハッピーステップスの活動にも取り入れられる内容ばかりです。
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私たち彩祭は2014年3月7日から15日にかけてカンボジアに行き現地の人々との交流、生活の体験、カンボジアの大学生との交流、海外で活躍する日本人への訪問、世界遺産の観光などを行いました。この中の8日9日の2日間シェムリアップ州のコークドーン村に訪れました。コークドーン村は電気もガスも水道も通っていない村で、都市部からは2時間以上車でかかる距離に位置しています。
私たちはこの村で様々な活動を行いましたが、今回は「衛生プロジェクト」について報告します。
主な活動内容は前回の夏と同様、紙芝居を用いて手洗いの大切さを教え、手洗いダンスを通して楽しく手洗いの仕方を学び、その後実際に手洗いを実践してもらうことでした。
紙芝居は定着させることを目的に、前回と同じものを使用しました。手洗いがなぜ必要か、手を洗う箇所などが書かれた計15枚の紙芝居を使用しました。この紙芝居はクメール語で書かれているため、子供たちも興味を持ちながら見てくれていました。
手洗いダンスは日本ユニセフ協会の手洗いダンスを参考に行いました。子供たちと一緒に踊りながら手洗いの仕方を覚えてくれました。
その後、手洗いを実践した時は手首や爪まですみずみ洗うことができていました。
今回石鹸は、ハッピーステップスさんの協力の元、都内の某ホテルの廃棄予定の石鹸を360個提供していただいたものを使用しました。石鹸は網に入れ、手にかけられるわっかを取り付けて子供たちに一個ずつ渡しました。また残りの石鹸は副村長に皆に配ってもらうように渡しました。
前回も同じ目的でやったためか、子供たちは手洗いの手順を理解したように感じました。ですが、手洗いがなぜ大切かなどという知識面はまだ足りないように思えます。またゴミをポイ捨てしたり、食事の栄養面が偏っていたりすることも考えられます。まだまだ必要なことはたくさんあると思います。
今後も違ったアプローチで自分たちの出来ることを進めていこうと思います。
今回のプロジェクトはハッピーステップスの皆様の協力があって初めて実現したものでした。様々な経験からのアドバイスや石鹸の提供まで本当にお世話になりました。
また石鹸を提供してくださったホテルにも感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。今後ともご協力よろしくお願いします。
ちゃんと手洗い覚えているよ~