【助成金・補助金申請書の書き方】vol.4 相性チェックで資金調達方法を絞り込む
スタッフブログ
2015/03/26
こんにちは、廣升です。
前回は、助成金・補助金申請書の書き方として、
自分たちの強み、つまり実績を生かしたストーリーの一貫性について紹介しました。
今回は、【第三段階】資金調達方法を絞り込む、
ということで、自分たちの「○○したい」を実現する
助成金や補助金を探していこうと思います。
(ほかにも融資や寄付などもありますが、今回は助成金をとりあげます)
ざっとインターネットで検索するだけでも、
助成金に関する情報サイトはたくさんあります。
■ JFCWEB | トップページ
■ 助成金ねっと
■ 助成金事業|東京都中小企業振興公社
■ 中小機構:起業支援: 創業補助金
■ 企業が受給できる助成金・補助金を分かり易くご説明 助成金活用ナビ
このなかから、たとえば一番上の助成財団センターの検索ページにアクセスし、
たとえば石けんプロジェクトを想定したキーワード「環境」と入力します。
そうして一覧表示された助成元から、地域に限定した事業や研究に特化した
事業をはずし、リンク先を参照していきます。
そうして、ざっと「募集期間が過ぎていないか」「NPO法人が応募できるか」など
基本的な応募条件をチェックしていきます。
ここで、応募内容をチェックせずに申請書を書き出すと、あとあと
計上できない費目だったり、持ち出しが多くて赤字になってしまう……
なんてことがあるので、下記の観点でチェックしてみてください。
【助成元を探すうえでの相性チェックポイント】
◎活動内容とテーマが合致しているか
助成元のテーマを意識するあまり、団体の目的がずれてしまっては、
あとあと修復は大変。
◎自己負担金を設定されているか
たとえば1000万円の助成金でも200万円を自己負担しなければならない、
とあれば、実質200万円を払える状態になければなりません
◎やりたいこと(投資したい)と対象となる経費に過不足がないか
たとえば、機械を買いたいが、1万円以上の物品購入は認めない、
なんてこともあります
◎実施期間は活動時期を含んでいるか
たとえば、夏頃に活動したいのに選考結果がでるのが秋、という場合、
実施した活動は助成の対象外になります
◎費用対効果はどうか
助成元への報告書類をたくさん書き、経理も煩雑……なのに
助成金は数万円といった場合、労多くしてメリットは少なくなります。
◎他の助成金との重複はないか
他の助成金と重複しているとそもそも助成されないという制約が
ある場合が多いのでご注意を……。
本命の助成金事業が別にある場合は、内容がかぶらないように
すみわけが必要です。
こうしたチェックを踏まえて「OK」となれば、いざ申請書づくり!
申請書作成については、次回ご紹介します★
ちなみに、このページの写真は、ウガンダ報告会の模様です。
助成金申請には、「報告」も大事なファクターですね。
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